突発で映画館「国宝」鑑賞10月5日

映画

こんばんは。歌舞伎を知らないせうみです。

歌舞伎しらないが、話題の国宝は劇場でみたかった。

知り合いの人が2回観たけど3回目もありかもと、すごく推すしテレビなどで出てくる映像だけでも目が釘付けだったからです。

公開からほぼ4カ月目の「国宝」

4か月目だし諦め半分だったけど、突発で行ってよかった。。。

劇場でけっこういい席を、混みこみでもなくゆったり観れてよかった。

混んではいないけどガラ空きでもない。ちょうどええ!

それに観客の方、みなさん集中しているのかほんとに心地よく没頭できました✨

なんとなくあらすじは知ってたけども、歌舞伎の演目がひとつひとつ圧巻!!

初めて目にした抑揚やストーリー、映画の演出の面白さも相まってほんとに釘づけっす。

ガラスの仮面

私のうっすい知識では、漫画「ガラスの仮面」みたいに劇中劇が楽しめてよかった。

気持ちが入らない演技では人は惹きつけられない。どんな世界でもその場しのぎはバレるということでしょうか。がんばっていても芸が完成するかは感性で差が出るのかな?

国宝は声の出し方、女形のしぐさ、目線などほんとに役者さんどんだけ勉強したの!と感激。

戦隊も仮面ライダーもみていたけど・・・ひとつひとつの技・芸を身に着けていく人生を国宝でギューっと詰めてみせていただいた。感動しました!

鬼気迫る

芸を極めていく人はいろいろな当たり前を全部捨てて進む。

芸術家の方々の人生(うっすい知識で語ってます)当たり前を捨てて、というよりは

ずっと何か探しているうちにいろいろ落して無くして、気付かないのかしらん?と思う。

「国宝」の中でも、ずっと何か探し求める役者さんたちが鬼気迫っていて怖かった。

そして涙が出た。その演技の中で生まれた「何か」の力強さに圧倒された。

その「何か」を知るために私は大切なものを捨てることはできない。

無理だ。悪魔と契約はしない自分は。もちろん鬼とも契約しない。

生きているよろこびがそこにある

血筋、それが無くても才能あるものは開花する。どんな手段もいとわない。罰がくだろうとも最後まで手放さない。

どん底でくずみたいな生き方でも自分が生きていられる場所・舞台に戻る為なら何でもする。そんな自分をすごいとは到底思えないんだろうな。。。自分のことすら、捨てている。

凡人でよかった

私は1度みただけですが、どの登場人物になっても「その生き方はできないな」と思い返します💦

しんどいよ。。。芸術生み出すための苦労と追い込み。

やっぱ自分も母親だし、家族を差し置いて何かすることは厳しい。

これが凡人だ。でも家族を優先しながら。。。なら怒られないかな?

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